運営者プロフィール:Hachu Lab(はちゅラボ)へようこそ!
ごあいさつ
はじめまして!
爬虫類・両生類の情報ブログ「Hachu Lab(はちゅラボ)」の運営者、ゆうです。
数あるウェブサイトの中から、この場所を見つけてくださり、本当にありがとうございます。
このブログは、私自身が【10年以上】にわたる爬虫類との暮らしの中で経験してきた成功や手痛い失敗、そして国内外の専門書や獣医師の方々から学んだ知識を基に、
「これから爬虫類を飼育したいと考えている初心者の方」から「すでに飼育を楽しんでいるけれど、もっと深く知りたいと思っている経験者の方」まで、
すべての方に役立つ「信頼できる情報」をお届けするために立ち上げた、私の情熱そのものです。
私が爬虫類の世界に魅了された理由:すべての原点
私が初めて爬虫類と出会ったのは、忘れもしない【小学生の頃】でした。
近所の公園で捕まえた一匹の【ニホンカナヘビ】。
その宝石のように輝く鱗、俊敏な動き、そして太陽の光を浴びて気持ちよさそうにする姿に、私は一瞬で心を奪われてしまったのです。
それが、私の「はちゅライフ」の原点でした。
そこから私の探求の日々が始まりました。
当時は今ほどインターネットに情報がなく、少ないお小遣いを握りしめて専門書を買い集め、隅から隅まで読みふけりました。
温度、湿度、紫外線、栄養学…。
知れば知るほど、彼らがどれほど繊細で、完璧なバランスの上で生きているのかを思い知らされ、その奥深さにますますのめり込んでいきました。
初めてペットショップでお迎えした【レオパードゲッコー】の小さな命を手のひらに乗せた時の、ひんやりとしながらも確かな生命の温もりと感動は、今でも鮮明に覚えています。
この小さな命を、絶対に幸せにする。
その決意が、私の知識欲をさらに加速させました。しかし、道のりは決して平坦ではありませんでした。
失敗から学んだ「命の重み」と「情報の価値」
飼育を始めて数年が経った頃、私は大きな過ちを犯してしまいます。
当時飼育していた【フトアゴヒゲトカゲ】が拒食に陥ったのです。
ネットで調べると「よくあること」「温浴させれば治る」といった安易な情報が目につき、私はそれを鵜呑みにしてしまいました。
しかし、数日経っても状態は改善せず、みるみるうちに痩せていきました。
慌てて専門病院に駆け込んだ時には、すでに重度の脱水と栄養失調に陥っていました。
獣医師の先生からは、「なぜもっと早く連れてこなかったのか」と厳しい言葉をいただきました。
幸いにも一命はとりとめましたが、退院する頃には治療費が【数十万円】に達していました。
この経験は、私に二つの重要なことを教えてくれました。
一つは、言葉を話せない彼らの不調のサインを見逃すことの恐ろしさ。
そしてもう一つは、インターネット上の不確かな情報がいかに危険かということです。
この苦い経験こそが、私が「信頼できる情報」に徹底的にこだわる理由であり、このブログの根幹を成す理念となっています。
Hachu Labの約束と理念
私がこのブログを運営する上で、最も大切にしている理念は「アニマルウェルフェア(動物福祉)」の考え方です。
彼らは「ただ飼育する」だけの存在ではありません。
私たち人間と同じように、痛みや恐怖、そして喜びを感じる、かけがえのない「命」です。
そのため、Hachu LabではE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)に基づき、以下の3つを読者の皆様に約束します。
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科学的根拠に基づく情報発信(専門性・権威性)
個人の感覚や古い常識だけに頼るのではなく、国内外の最新の研究や論文、獣医学的な知見に基づいた、できる限り正確で客観的な情報をお届けします。飼育用品のレビューにおいても、メーカーの公表スペックや安全基準を重視し、客観的な評価を心がけます。 -
「終生飼養」の啓発(信頼性)
一度家族としてお迎えした命は、その生涯を終えるまで愛情と責任を持って面倒を見ることの重要性を伝え続けます。安易な飼育放棄をなくし、人と動物が共生できる社会を目指します。 -
透明性と誠実性(信頼性)
すべての記事は、私自身の飼育経験(Experience)と、信頼できる情報源を基に執筆しています。参考にした公的機関や専門家のサイトは、「お役立ちリンク集」にてすべて公開し、情報の透明性を確保します。
運営者の経歴と経験(Experience & Expertise)
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飼育歴: 【約15年】
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主な飼育経験種
オーストラリアの乾燥した砂漠から、東南アジアの多湿なジャングルまで、様々な生息環境をテラリウム内に再現し、各種の生態と向き合ってきました。-
ヤモリ科
【レオパードゲッコー、クレステッドゲッコー、ガーゴイルゲッコーなど】
└ 乾燥系・樹上性・多湿系それぞれの飼育環境構築と繁殖を経験。特にクレステッドゲッコーの飼育では、適切な湿度勾配を作ることが脱皮不全を防ぐ鍵であることを学びました。 -
トカゲ科
【フトアゴヒゲトカゲ、アオジタトカゲ、リッジテールモニターなど】
└ UVBライトの選定とバスキング環境の最適化を徹底的に研究。フトアゴヒゲトカゲの健康維持には、適切な温度勾配(クールスポットとホットスポット)がいかに重要かを痛感しました。 -
ヘビ科
【コーンスネーク、ボールパイソンなど】
└ 拒食時の対応や、適切な湿度管理による脱皮不全の予防策を実践。特にボールパイソンの拒食は、温度や湿度だけでなく、シェルターの安心感など、精神的なストレスが大きく関わることを経験から学びました。 -
カメ科
【ヘルマンリクガメ、ニオイガメなど】
└ 代謝性骨疾患(MBD)の予防を目的とした栄養管理と環境設定。リクガメの甲羅の健康は、カルシウム、ビタミンD3、そして紫外線のバランスが全てであることを学びました。 -
両生類
【イエアメガエル、ベルツノガエルなど】
└ 皮膚がデリケートな両生類のための水質管理と衛生維持。特にカエルツボカビ症への警戒から、新しい生体をお迎えする際の徹底した検疫(隔離)の重要性を実践しています。
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- 専門知識への取り組みと情報源の透明性(Authoritativeness & Expertise)
資格の有無以上に、この分野で最も重要なのは「常に最新かつ正確な情報を学び続ける姿勢」であると、私は確信しています。
爬虫類学や獣医学は日々進歩しており、昨日の常識が今日には覆ることも珍しくありません。
そのため、私は特定の資格に頼るのではなく、以下の活動を通じて、情報のアップデートと知識の深化を継続的に行っています。-
国内外の専門書の購読
└ 日本国内の飼育書はもちろん、海外の著名な爬虫類学者や獣医師が執筆した専門書(【例:Herpetology: An Introductory Biology of Amphibians and Reptiles】など)を定期的に取り寄せ、生態学、栄養学、病理学の基礎を常に学び直しています。 -
学術論文・ジャーナルの定期購読
└ 獣医学関連のジャーナルや、爬虫類学に関する最新の研究論文にも目を通し、個人の経験則だけでなく、科学的なエビデンスに基づいた情報発信を心がけています。 -
専門家との情報交換
└ かかりつけのエキゾチックアニマル専門医や、各種イベントでお会いするブリーダーの方々との対話は、書物だけでは得られない生きた知識の宝庫です。一つの情報源を鵜呑みにせず、常に複数の専門家の意見を比較検討し、多角的な視点から情報を検証することを信条としています。 -
セミナー・勉強会への積極的な参加
└ 獣医師が主催する飼い主向けの栄養学セミナーや、ブリーダーが開催する繁殖に関する勉強会など、知識を深める機会があれば積極的に参加しています。
このブログで発信するすべての情報は、こうした地道なインプットと、私自身の【15年】にわたる飼育経験(実践)を掛け合わせたものです。
読者の皆様が安心して参考にできる、信頼性の高い情報を提供することをお約束します。 -
読者の皆様へメッセージ
このブログにたどり着いたあなたは、きっと爬虫類が大好きで、彼らのことをもっと知りたい、そして幸せにしてあげたい、という優しい気持ちを持った方だと思います。
爬虫類飼育は、時に難しく、悩むこともあります。
私もこれまで、原因不明の拒食に頭を悩ませたり、高額な医療費に直面したりと、数えきれないほどの壁にぶつかってきました。
だからこそ、このブログが、あなたが壁にぶつかった時にそっと背中を押せるような、そして、あなたの「はちゅライフ」がもっと豊かで楽しいものになるための一助となれたら、これほど嬉しいことはありません。
一緒に学び、悩み、そして感動を分ち合いましょう。
【重要なお願い】
私は爬虫類を愛する一飼育者であり、研究者ですが、獣医師ではありません。
日々の健康管理や飼育環境に関する情報提供はできますが、病気の診断や治療といった医療行為はできません。
ペットの体調に異変を感じた際は、憶測で判断せず、必ず専門の獣医師の診察を受けてください。
