ケージの前に立つたび、レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)がこちらを見てアピールしてくる。
「毎日餌を欲しがるけれど、これは本当の空腹サインなのだろうか、それともただのアピールなのだろうか?」と疑問に思う飼い主さんは多いです。
ヤング(幼体)期であれば餌を毎日与えることもありますが、成長した個体への餌のあげすぎは肥満につながります。
適切な餌の量や餌の頻度を守らないと、太ったと感じる目安が見え始め、肥満の改善が必要になるかもしれません。
しかし、急に餌を週一や1日おきに減らすのも不安でしょう。
また、そのアピールが実はストレスサインである可能性や、逆に拒食の兆候、餌を舐めるだけで食べないといった悩みも尽きません。
この記事では、レオパの行動の理由から、適切な給餌管理、おすすめの人工餌ランキングまで、レオパの健康を守るための情報を網羅的に解説します。
- レオパが餌を欲しがる行動の本当の理由がわかる
- 成長段階(月齢)に応じた正しい餌の頻度と量を学べる
- 肥満のサインや目安、具体的な改善方法がわかる
- 拒食や食べない時の原因と対処法を理解できる
レオパが毎日餌を欲しがる行動の真意

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- 空腹サインとアピールの見分け方
- 空腹ではない?ストレスサインとは
- ヤング期に餌を毎日欲しがる理由
- 成長期から餌を1日おきにする時期
- 餌のあげすぎと適切な餌の量
- レオパが太ったと感じる目安
空腹サインとアピールの見分け方

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レオパが毎日餌を欲しがるように見えても、それが必ずしも空腹のサインとは限りません。
多くの場合、それは「学習(条件付け)」によるアピール行動です。
レオパは非常に賢く、「飼い主がケージの前に来ると、良いこと(餌)が起こる」と日常的に繰り返されることで強く学習します。
これはまるで「パブロフの犬」のように、飼い主の足音やケージを開ける音を聞いただけで、餌がもらえると期待してケージの前面に寄ってくるようになるのです。
もちろん、本当に空腹の場合もあります。
本当の空腹サインとしては、本来の活動時間である消灯後(夜間)に、シェルターから出てきて活発に餌を探し回る行動が見られます。
また、匂いを嗅ぐためにケージの壁や床を舌でペロペロと舐めるといった仕草や、目の前の餌やピンセットをじっと見つめる「ロックオン」と呼ばれる行動も、空腹を示している可能性が高いです。
行動パターンの見極めポイント
レオパの行動が「アピール」なのか「空腹」なのかを見極めることは、適切な給餌管理の第一歩です。
- アピール(学習)
飼い主が近づいた時や、ケージの前に立った時「だけ」、ケージの前に張り付いて期待するような行動をとります。 - 本当の空腹
飼い主の存在とは関係なく、本来の活動時間である夜間に活発に動き回り、シェルターの外で餌を探す行動をとります。
これらの行動の違いを冷静に観察しましょう。
空腹ではない?ストレスサインとは
飼い主さんへのアピールに見える行動が、実は深刻なストレスサインである可能性もあり、注意が必要です。
特に、ケージのガラス面を前脚でかきむしるように必死によじ登ったり、一日中落ち着きなくケージ内を歩き回ったりする行動(通称:出せ出せダンス)は、空腹ではなく現在の飼育環境への不満や強いストレスを示している場合があります。
主なストレスの原因としては、以下のようなものが考えられます。
- 温度・湿度の不備
ケージ内の温度が低すぎると(特に25℃以下)、レオパは餌を消化できず、本能的に不快感や不安を感じます。
逆に高すぎる場合も不快です。 - 隠れ家の不足
安心して隠れられる場所(シェルター)が少ない、または快適ではない場合、常に外敵の目にさらされていると感じて落ち着きません。 - 騒音や光
テレビの音が大きい、振動が伝わる、夜間も部屋が明るいなど、静かで暗い夜行性の環境が保たれていないとストレスになります。 - 広さの問題
体が大きくなったのにケージが狭すぎると、十分な運動ができずストレスを感じることがあります。
ストレスを空腹と誤認するリスク
これらのストレスサインを「餌が欲しいアピール」と誤解し、その場しのぎで餌を与えてしまうのは非常に危険です。
根本的な環境の問題(原因)が解決しないまま、レオパはストレスと肥満の二重苦を抱えることになります。行動の裏にある原因を冷静に探ることが大切です。
ヤング期に餌を毎日欲しがる理由

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もし飼育しているレオパがヤング期(生後約1年未満)であれば、毎日餌を欲しがるのは非常に自然で、むしろ健康的な行動です。
なぜなら、ベビー期からヤング期にかけては、レオパが生涯で最も急速に成長する時期(いわゆる成長期)であり、丈夫な骨格や筋肉、内臓といった体の基礎を作るために、大量の栄養とカロリーを必要とするからです。
成長期に必要な栄養
この時期は、特にタンパク質(体の組織を作る)とカルシウム(骨格の形成に不可欠)が重要です。
摂取した栄養は、アダルト個体のように脂肪として尻尾に蓄積されるよりも、優先的に体の成長に使われます。そのため、食欲も非常に旺盛になるのです。
特に生後半年頃までのベビー期は成長のピークで、摂取した栄養をそのまま体の成長に使うため、毎日の給餌、あるいは1日おきにたっぷりと与えるのが一般的です。ヤング期(生後半年〜1年)に入っても成長は続くため、食欲が旺盛な個体が多い傾向にあります。
ベビー期やヤング期の明確な定義は飼育者によって異なる場合がありますが、一般的に生後1年〜1年半程度までは成長期とされています。
この大切な時期は、アダルト(成体)とは異なる、成長をサポートするための給餌スケジュールが必要です。
成長期から餌を1日おきにする時期
毎日の給餌が基本だったベビー期から、給餌間隔を空ける(例:1日おき)タイミングは、多くの飼い主さんが悩むポイントです。
一般的に、生後半年(ヤング期)あたりから、爆発的な成長のスピードが少し緩やかになります。
この時期が、給餌頻度を「毎日」から「1日おき」に移行する一つの目安となります。
ただし、これは個体差が非常に大きいため、月齢だけで判断するのは危険です。
必ずレオパの体の状態を観察して判断してください。
以下のサインが見られたら、給餌間隔を空けることを検討しましょう。
- 食欲が以前より落ち着いてきた(食べる量が減った、または食べ残すことがある)。
- 縦(体長)への成長よりも、横(体幅)に太り始めたように見える。
- 尻尾が胴体と同じくらいの十分な太さになり、しっかり栄養が蓄えられている。
- 前脚の付け根に「脇プニ」(脂肪の塊)ができ始めた。
毎日欲しがるからと与え続けていたら、急に「脇プニ」ができて太り始めた、というケースは非常に多いです。
生後半年を過ぎたら、「縦に伸びているか、横に太っているか」を注意深く観察し、肥満の兆候があれば勇気を持って給餌間隔を調整しましょう。
移行期の注意点
給餌間隔を移行する際は、急に餌を抜くのではなく、「毎日」から「2日あげて1日空ける」、次に「1日おき」というように、徐々に間隔をあけてレオパの体調や食欲に変化がないか確認しながら進めるのが安全です。
餌のあげすぎと適切な餌の量

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レオパへの餌のあげすぎは、肥満や脂肪肝といった内臓疾患の直接的な原因となり、結果として寿命を縮める可能性があります。
私たち哺乳類(恒温動物)は、体温を一定に保つために基礎代謝で多くのカロリーを消費しますが、レオパのような爬虫類(変温動物)は、外部の温度に体温を依存するため、体温維持にカロリーをほとんど使いません。
そのため、私たちが考えるよりもずっと少ないエネルギーで生命を維持できます。
「食べるだけ」与えても良いのは、前述の通り、摂取したカロリーを縦の成長に使うベビー期だけです。
成長が止まったアダルト個体に「欲しがるだけ」与えていると、余ったカロリーは全て脂肪として蓄積され、ほぼ確実に肥満になります。
アダルトの「あげすぎ」に注意
アダルトの場合、餌の量は「週に2回、1回あたりコオロギのM〜Lサイズを4〜8匹程度」が目安とされます。
これはあくまで目安であり、個体の活動量や餌の種類(ミルワームは高脂質など)によって調整が必要です。
人工フード(レオパゲルなど)の場合は、パッケージに記載されている推奨量を守りましょう。
「欲しがる=空腹」ではないことを常に意識してください。
レオパが太ったと感じる目安
レオパの健康状態を把握する上で、肥満のサインを見逃さないことは非常に重要です。
肥満かどうかは、主に「尻尾の太さ」と「脇プニ」の2点、そして定期的な「体重測定」で総合的に判断できます。
レオパは、余分な栄養をまず尻尾に脂肪として蓄えます。
尻尾が栄養で満タンになると、次に溢れた脂肪が体の他の部分、特に前脚の付け根(脇)に蓄積され始めます。脇プニは、その分かりやすいサインです。
肥満度チェックリスト
- 尻尾の太さ
理想的な太さは、尻尾の付け根の最も太い部分が、胴体の幅とほぼ同じ状態です。
尻尾が明らかに胴体よりも太く、ブヨブヨしている場合は、栄養過多(肥満傾向)です。 - 脇プニの有無
前脚の付け根の脇部分に、水ぶくれのような「脇プニ」と呼ばれる脂肪の塊ができていませんか?
これが常時目立つようであれば、体内に過剰な脂肪が蓄積している強いサインです。 - 体重測定
アダルト個体の健康体重は、骨格やモルフ(品種)によって個体差がありますが、一般的に45g〜80gの範囲が目安とされます。
ただし、80gを超えてくると肥満が疑われるケースが多いです。
それ以上に重要なのは「増え続けていないか」です。
キッチン用のスケールなどで、月に1回は体重を測定し、記録する習慣をつけましょう。
レオパが毎日餌を欲しがる時の対処法

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- アダルトの適切な餌の頻度
- 餌を週一にするのは安全か?
- 肥満の改善とダイエット方法
- 拒食かも?食べない原因と対策
- 餌を舐めるだけで食べないのはなぜ
- 餌の変更に役立つ人工餌ランキング
- レオパが毎日餌を欲しがる時の総括
アダルトの適切な餌の頻度
成長が完了したアダルト(生後1年〜1年半以上)のレオパに対して、毎日餌を与えるのは明らかに過剰です。
アダルト個体の適切な給餌頻度は、「週に1〜2回」が一般的な目安です。
具体的には、「3〜4日に1回」のペースで給餌管理をしている飼育者が多いです。
前述の通り、レオパは変温動物で代謝が低く、尻尾に栄養を蓄える能力に長けています。
野生下でも毎日獲物にありつけるわけではなく、食べた獲物の栄養を尻尾に蓄え、次の獲物が見つかるまで活動します。
飼育下でもその生態に合わせ、あえて空腹の時間を作る(給餌間隔を空ける)ことが、消化器官を休ませ、健康を維持するために重要なのです。
「毎日アピールしてくるから可哀想で…」と毎日少量の餌を与えてしまうと、常に消化器官が働くことになり、結果的にレオパを肥満にし、内臓に負担をかけてしまいます。
レオパの生態を理解し、給餌間隔を適切に管理することが、本当の愛情と言えるでしょう。
餌を週一にするのは安全か?

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飼育しているレオパの健康状態や体型によりますが、栄養状態が良好な健康なアダルト個体であれば、多くの場合安全です。
レオパの尻尾は「栄養の貯金箱」です。
十分に太った尻尾を持つアダルト個体は、1〜2週間餌を食べなくても、その貯金を切り崩して活動できる能力を持っています。
特に、以下のようなケースでは「週に1回」の給餌が適している、あるいは推奨される場合があります。
- すでに肥満傾向にあり、ダイエットが必要な個体。
- あまりケージ内を動き回らない、活動量が少ない個体。
- 冬場などで温度がやや下がり、代謝(活性)が落ちている個体(※ただし、適切な飼育温度を保つことが前提です)。
週に1回の給餌に切り替える場合は、1回あたりの餌の量を少し増やすか、またはレオパの体型(特に尻尾が痩せすぎていないか)を注意深く観察し、体重が急激に減少しないか定期的にチェックしてください。
逆に、痩せている個体、病中・病後の個体、または繁殖(産卵)を控えたメスに対して給餌頻度を極端に減らすのは危険です。
これらの個体は通常よりも多くの栄養を必要としますので、必ず個体の状態に合わせて判断してください。
肥満の改善とダイエット方法
もしレオパが肥満になってしまった場合、食事管理と環境の見直しによって改善を図る必要があります。主な方法は「食事療法」と「運動促進」の2本柱です。
人間のダイエットと同じく、摂取カロリーを減らし、消費カロリーを増やすことが基本です。
1. 食事療法(摂取カロリーの管理)
まずは食事の内容と頻度を徹底的に見直します。
- 給餌頻度
アダルトであれば、週1〜2回の頻度を厳守します。
すでに週2回の場合は、週1回に減らして様子を見ます。 - 餌の種類の変更
嗜好性が高くても脂肪分が多いミルワームやハニーワームは厳禁です。
これらは「おやつ」ではなく、拒食時の最終手段と考えましょう。
主食をコオロギやデュビアといった比較的低脂肪・高タンパクな昆虫に切り替えます。 - ダイエットフードの活用
市場には「レオバイトダイエット」のように、肥満個体向けに低脂質・高タンパクに設計された人工フードもあります。
これらを活用するのも一つの方法です。(※後述の「人工餌」の項目で詳しく解説します)
2. 運動促進(消費カロリーの管理)
ケージ内のレイアウトを工夫し、レオパが自然と運動する環境を作ります。
- レイアウトの立体化
流木やコルク、岩などを組み、上下運動ができる高低差を作ります。
平面的な移動よりも多くのカロリーを消費します。 - 温度勾配の活用
ケージ内の暖かい場所(ホットスポット)と涼しい場所(クールスポット)を意図的に離して設置することで、レオパが体温調節のためにケージ内を移動する距離が長くなり、運動につながります。 - 室内散歩(部屋んぽ)
監視下でケージの外に出して運動させる方法もありますが、誤飲、低温による体調不良、脱走などのリスクも高いため、最も安全なのはケージ内での運動環境を充実させることです。
拒食かも?食べない原因と対策

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「昨日まであんなに欲しがったのに、急に食べなくなった…」という「拒食」も、飼い主さんを悩ませる大きな問題です。
拒食の原因は一つではなく、様々な要因が考えられます。
原因によって対処法が全く異なるため、まずは冷静に原因を探ることが重要です。
以下の表を参考に、当てはまるものがないかチェックしてみてください。
| 主な原因 | 見分け方・特徴 | 対処法 |
|---|---|---|
| 環境要因(温度) | ケージ内の温度が低い(特に25℃以下)。 体が冷えて消化活動ができず、食欲がわかない。 |
パネルヒーターや保温球を見直し、適切な温度(ホットスポットで30〜32℃程度)を確保する。 |
| ストレス | 引っ越し直後、ケージのレイアウト変更後、過度なハンドリング、騒音が続く。 | シェルターを増やし、静かな環境で数日〜1週間そっとしておく。レオパのペースに合わせる。 |
| 生理的要因 | 体が全体的に白っぽくなっている(脱皮前)。 メスのお腹が膨らんでいる(抱卵)。 |
これらは自然な現象です。無理に餌を与えず、脱皮や産卵が終わるのを静かに待つ。 |
| 季節性拒食 | 秋から冬にかけて、気温や気圧の変化で本能的に活性が落ちる。 | 保温をしっかり行い、体重が急激に減少しなければ、食べ始めるまで様子を見る。 |
| 餌への飽き・偏食 | 特定の餌(いつも同じ人工フードなど)だけを食べないが、元気はある。 | 餌の種類を変えてみる(例:コオロギ → デュビア、人工フードA → B)。 |
| 病気・体調不良 | 急激な体重減少、下痢や未消化の糞、嘔吐、口内炎(口をパクパクさせる)、元気がない、骨の変形(くる病)など、他の症状を伴う。 | すぐに爬虫類を診察できる動物病院を受診してください。(例:アニコム損保の病院検索などで対応可能な病院を探しましょう) |
ベビー(幼体)の拒食は特に注意!
アダルト個体は尻尾の栄養で数週間耐えられますが、体力がなく成長中のベビーが拒食を起こすと、命に関わることがあります。
ベビーが丸2〜3日何も食べない場合は、環境を見直しても改善しなければ、すぐに専門家や病院に相談してください。
餌を舐めるだけで食べないのはなぜ
餌を目の前にしても食べず、舌で「ペロッ」と舐めるだけの行動を見せることがあります。
これは、「興味はあるが、食べるのをためらっている」または「これは食べ物か?」と確認している状態です。
原因として、以下のような可能性が考えられます。
餌を舐めるだけの場合のチェックリスト
- 餌が大きすぎませんか?
レオパは餌を丸飲みします。
自分の口では飲み込めないと判断している可能性があります。
餌のサイズを一段階小さいもの(目安はレオパの頭の幅より小さいもの)に変えてみてください。 - 餌が動いていますか?
レオパは動くものに反応する本能があります。
動かない人工フードや弱った活き餌を、獲物として認識できていない場合があります。
ピンセットで小刻みに動かし、生きているように見せると効果的です。 - 餌が冷たくありませんか?
特に冷蔵保存していたレオパゲルなどの人工フードは、冷たいままだと食いつきが悪いことがあります。
人肌程度に少し温めると匂いが立ち、食欲を刺激することがあります。(※温めすぎに注意) - 味が好みではない?
初めての人工フードに警戒している場合があります。
なかなか食べない時は、活き餌の体液を少しつけて匂い付けをすると、「美味しい匂いがする」と認識して食べ始めることがあります。
餌の変更に役立つ人工餌ランキング

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「活き餌に飽きたようだ」「コオロギのストック管理や鳴き声が大変」といった場合、人工フードへの切り替えは非常に有効な選択肢です。
近年の人工フードは栄養バランスに優れ、管理も容易なため、主食として活用する飼育者も増えています。
人工フードには、水分を含んだゲル(ペースト)タイプと、乾燥したペレット(ドライ)タイプがあり、それぞれ特徴が異なります。
ここでは、データベースの情報に基づき、特におすすめの製品をいくつか紹介します(※嗜好性には個体差があります)。
おすすめ1:レオパブレンドフード(GEX)
[タイプ:ドライペレット]
昆虫原料として「アメリカミズアブ幼虫」を47%配合したペレットタイプのフードです。
タンパク質や脂質のバランスが考慮されています。
ぬるま湯で3分ほどふやかしてから与えるため、水分補給にもなります。
多くのショップで扱われており、入手しやすいのもメリットです。
(参照:GEX公式サイト)
おすすめ2:レオパゲル(キョーリン)
[タイプ:ゲル(ペースト)]
昆虫食爬虫類のために開発された、ペースト状(ゲル)の総合栄養食です。チューブから出してそのまま与えられる手軽さと、ぷるぷるとした食感による高い嗜好性が特徴です。昆虫原料(ミルワーム、シルクワーム)が使用されています。開封後は冷蔵保存が必要ですが、食いつきで悩む個体に試す価値があるとされています。
(参照:キョーリン公式サイト)
おすすめ3:バグプレミアム(GEX)
[タイプ:乾燥昆虫(おやつ)]
「レオパブレンドフード」の昆虫原料でもある「アメリカミズアブ幼虫」をそのまま乾燥させたフードです。これは総合栄養食ではありませんが、人工フードへの餌付けが難しい場合、まずこのバグプレミアムで昆虫の味に慣らしてから、ブレンドフードに移行する、といった使い方も推奨されています。
(参照:GEX公式サイト)
おすすめ4:レオパドライ(キョーリン)
[タイプ:ドライペレット]
レオパゲルと同じキョーリン社製のドライペレットです。こちらもふやかして与えます。昆虫原料に加え、腸内環境を整えるとされる「ひかり菌」が配合されているのが大きな特徴です。糞の匂いを抑える効果も期待されています。
(参照:キョーリン公式サイト)
レオパが毎日餌を欲しがる時の総括
最後に、レオパが毎日餌を欲しがる行動について、この記事の要点をまとめます。
これらのポイントを理解し、日々の飼育に活かしてください。
- レオパが毎日餌を欲しがる行動は空腹とは限らない
- 飼い主を見ると寄ってくるのは「餌がもらえる」と学習したアピール行動が多い
- ガラスをよじ登る行動は温度や環境へのストレスサインの可能性がある
- ベビー期(〜生後半年)は成長のため毎日の給餌が基本
- ヤング期(生後半年〜)から縦横の成長バランスを見て1日おきなど間隔を空け始める
- アダルト(生後1年〜)の餌の頻度は週1〜2回が目安
- 餌のあげすぎは変温動物であるレオパにとって肥満や脂肪肝のリスクを高める
- 太ったサインは胴体より太い尻尾と脇にできた「脇プニ」で判断
- 健康なアダルトなら尻尾の栄養で餌が週一でも安全な場合が多い
- 肥満の改善は高脂質な餌(ミルワーム等)を避け、低脂肪な餌にし、運動環境を整える
- 拒食の原因は温度、ストレス、体調、脱皮などの生理的要因など様々
- ベビーの拒食は体力を奪うため早急な環境の見直しや病院の受診が必要
- 餌を舐めるだけの場合、サイズや動き、温度、味(好み)を見直す
- 人工フードは栄養バランスと管理の面でメリットが大きく、複数の種類がある
- レオパの健康は「可哀想」という感情ではなく、生態を理解した個体観察に基づく給餌管理が鍵


